Simgot EK3
今回はSimgot Japanさんからレビュー用にお借りした、EK3になります。
縦横家シリーズ「衍」になります。
縦横家とは中国の古代の思想家達らしいです。
詳しくはわかりませんが。
外箱ですが、しっかりしてます。
金属プレートもついてるし。
高級感あります。
イヤホン本体です。
ケースはしっかりしています。
開けた中にイヤーピースとメンテナンスブラシが入ってます。
イヤホン本体の下の箱がアクセサリーボックスでケーブルが入ってます。
コネクターは独特な形状です。
イヤホンの基本スペック
ドライバー :3BA
感度 :115db
インピーダンス :14Ω-18Ω
周波数特性 :20hzー40000hz
リケーブル :2pin
感想
流石に40K近い価格のイヤホンです。
筐体も綺麗です。
今回は全て付属品での視聴です。
普段は最低でもイヤーピースは変更する事が多いのですが、付属のイヤーピースで装着感や音も好きでしたので、変更せずに聴いての感想です。
抵抗値の変更で、音質が変えられます。
トグルスイッチの切り替えを下のようにすると切り替えられます。
① Bright Vocal (1 OFF 2 OFF)
ボーカルは聴きやすい
「星空のストーリー」のアタック感はある
ボーカルがスッキリしているが、掠れ感も表現されている。
「真っ赤なロードスター」
語尾のビブラートの強弱が表現されてる。
「秋桜」
キラキラ感はない。
ボーカル
高音・低音共に控えめ
「Sing Sing Sing 」
物足りない。ボーカルには合うが、物足りない感がある。
② Balanced Tuning(1OFF 2ON)
「星空のストーリー」
Bright Vocalから変更すると少し音量が下がった気がします。
少しボリュームをあげると、高音・低音とフラットになってきます。
「秋桜」
凄く纏まっていて、キラキラ感な派手さはないですが、聴きやすくなります。
③ Exquisite Tone(1ON 2ON)
「星空のストーリー」
押し出しが強まってくるが、決してボワついてなく締まった感じで好きな低音。
「真っ赤なロードスター」
エンジン音最高にカッコいい!
ボーカルが低音に支えられて、活き活きとしてきます。
「秋桜」
低音も出てきて、相対的に高音のキラキラ感が出てきます。
「Sing Sing Sing」
低音の響きが加わって広がりが出てきます。
これに高音がもう少し主張してくれれば、最高です。
やっぱり高音が好きなんだなと実感。
しかし、聴いてて抜けも良く頭打ち感はないです。
「我が祖国-モルダウ」
低音が出てきて、途中で入るトライアングルの細やかな音も澄んで聴こえてきます。
「リフレインが叫んでる」
ドラムの低音が効いてます。
この低音があると、哀しさが上手く表現されてくる気がします。
④ Strong Bass(1ON 2OFF)
「星空のストーリー」の低音の押し出しがあり、ちょっとダークな感じもいいですね。
The Doobie Brothersの「The Best of The Doobie Brothers」は最高でした。
Tony Bennett&Lady Gagaは低音で聴くと落ち着いていて、艶が乗る(よくわかってないです。)って感じで凄く良くなります。
中島美嘉さんの「雪の華」はしっとり聴きたいので、ちょっと低音が多過ぎるかな。
曲や気分 体調に合わせて変更出来るのは、いいですね。
全体的に上手にまとめてる感じですが、自分の好きな音に変えられるのは、1台で4役と良かったです。
どのモードに変更しても、一定のレベルの音を聴かせてくれます。
③ Exquisite Toneが一番好きでした。
上流が変わればしっかり反映してくれて面白かったです。
スイッチの切り替えで、4機種分になる為に少し長くなりそうだったので、かなり早足になりましたが、ご覧頂きありがとうございました。
しかし駄耳の感想なので、あまり役には立たないかもしれませんが、少しでもキッカケになれば嬉しいです。
もうそろそろ返却時期になるのですが、凄く名残惜しいです。