AZLA AZLA MK2 独特な音場がある。
今回は韓国🇰🇷のAZLA のAZLA MK2です。
ドライバーにDDの中心にBAを埋め込んでいるBEDという同軸ドライバーを搭載しているそうです。珍しいですよね。
そんなドライバーを使うといい事は別の方のblogとかを参照してください(笑)
購入は密閉型と開放型のいいとこ取りと言われる、ハウジングに興味があったからなんですけどね。
開封です。今回は中古で購入してます。
外箱は白い箱にエンボス加工でAZLAの文字です。
内箱は黒にAZLAの文字が。
箱を開けるとケースがあります。
中に本体とケーブルやイヤーピースが入ってます。
イヤホン基本スペック
ドライバー : 11mmDD+1BA
感度 : 104db
インピーダンス : 24Ω
再生周波数帯 : 5-40000hz
リケーブル : 2pin
感想
耳にキチンと装着出来れば、高音の伸びやかさや低音が締まって聴こえて、響きが素敵です。
ドラムのアタック感もボワつかずに、迫力があります。
「星空のストーリー」はドラムの存在感がありますが、松田聖子さんのボーカルの少し掠れた感じも聴こえます。
「秋桜」ではキラキラ感がありますが、もう少しあるといいのですが、これ以上あると曲によっては刺さってしまう気がするので、これでいいのかもしれません。
「Can You Keep A Seacret」では、ほんのちょっと宇多田ヒカルさんの声が高く聴こえるかな?
「Sing Sing Sing」ではトランペットなどの金管楽器の金属的な響きがあるといいと思うのですが、高音大好きな自分としては物足りないです。
悪いわけではなく、優等生的な高音から低音までそつなく出ているので、万人受けはいいと思う。
開放型の様な抜けの良さがあるのに、遮音性も良く耳にキチンと装着出来れば凄く良好です。
サウンドステージは広くその広さゆえに、団子になってしまう曲もキチンと表現できている気がします。
和楽器バンドの「千本桜」は打楽器の連打の所で音が潰れる事が結構あるのですが、AZLA MK2ではキチンと分離されて潰れる事がなかったです。
オールマイティにこなすイヤホンですが、装着感がやっぱり気になります。
ベストな位置に装着出来れば、気持ちいい音楽を奏でてくれますが、装着感が悪いと低音が出ないスカスカの音になって残念な結果になります。
サッと取り出して使うには、ちょっと厳しいかなと思います。
ここまで装着感に悩まされた機種は少ないです。
確かにレビューにも装着感の事を書いてあるレビューは良く見ますね。
でもピタっとあえばとてもいいイヤホンです。
そしてサウンドステージが何故か耳の後ろ側で広がる感じがあるんですよね。
後頭部までは行きませんが、耳の直ぐ後ろから聞こえる気がします。
目の前に広がるか、耳の横はわかるんですが、今までで初めての経験です。
人によって変わるとは思いますが、そう感じました。
Earth Wind & FireのJAPAN Millennium ‘94を聴くと迫力があっていいですよ!