駄耳のオーディオblog

イヤホンやヘッドホンなどのオーディオを加齢による駄耳の感想を綴っていきます。

Astrotec GX70 何故か手に取ってしまうイヤホン

 

 

f:id:joronoheya:20191004174543j:image初めてのイヤホン紹介はastrotecのGX70です。

 

 

イヤホン基本スペック

ドライバー : 10mmダイナミックドライバー

感度 : 110db/mw

インピーダンス : 16Ω

再生周波数帯 : 5-40000hz

リケーブル : mmcx

 

astrotec社は初めて聞きましたが、中国のメーカーですね。

大手メーカーのOEM/ODMを10年以上も作っている会社だそうです。

輸入代理店はIC-CONNECT 。

 

メーカーでのGX70の表現は

「地味過ぎず、派手過ぎずを目指したサウンド

です。

今まで使用したイヤホンは基本的にエージングしなくても、箱出し直後からいい音を奏でてましたが、GX70は箱出し直ぐは、高音が全く出なくて失敗したと思いました。

とにかく鳴らしつずけて、1ヶ月経っても高音が曇った地味な音しか出てなく、諦めかけていましたがもう少し聴いてみようと思ったら、なんかキラキラ感はないですが、いい音になってました。

エージングは必要なのかもと思ってしまいました。

 

高音

刺さりのない、暖かい音を鳴らしてくれます。

煌びやかさは全くないです!(笑)

年齢による高音域が聞こえないだけかもしれませんが...。

長く聴いても疲れないです。

 

ボーカル

女性歌手の声は落ち着いて聞こえます。

落ち着きのある感じになりますので、明るい曲は少し苦手かもしれませんが、男性ボーカルに合います。

遠過ぎず、近過ぎずに程よい距離感です。

 

低音

低音の量感はありますが、他の帯域に被らないです。

どちらかというと高音好きで、低音は必要最低限鳴ってればいいと思っていましたが、好きな感じです。

 

解像度

高域成分が少ないので、解像度も低い感じかなと思いましたが、それなりにあります。

 

音場

広くはないです。音源によっては少し広く感じたりします。

 

最後に

もう少し、高音が主張してくれて、もう少し音場が広いと完璧なのですが。

もう少しと思っているのに、手に取ってしまう不思議なイヤホンです。

それと装着時にグッとノズルを押し込むと高音がスーっと曇りがとれた感じで聞こえます。

 

高音の刺さりなどが苦手な人には合うのではないでしょうか。

派手さはなく、でも地味過ぎないメーカーの狙い通りのイヤホンな気がします。

もう少し沼に沈んで行くのかな?(笑)